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瀬戸内の冬の味覚…カキの水揚げ作業始まる【岡山・瀬戸内市】

2020.10.29

瀬戸内の冬の味覚…カキの水揚げ作業始まる【岡山・瀬戸内市】

瀬戸内の冬の海の幸がお目見えです。岡山県内有数のカキの産地、瀬戸内市邑久町で水揚げが始まりました。2020年は気候条件が整い、近年にないでき栄えだということです。

(中島悠希記者)
「今シーズン初の水揚げが始まりました。今年(2020年)は台風も少なかったため、例年より2~3日早い水揚げ」

水揚げが始まった瀬戸内市邑久町は県内有数のカキの産地です。

2020年は台風が少なく、カキのエサとなるプランクトンが多い沖合で育てる時間が十分にとれたため例年より早く大きくなったということです。…

(邑久町漁協 苫野行信さん)
「近年になくいい。抜群。プルっとした実入りとミルク色のような綺麗な色でいい」

2020年は、適度な雨が降ったことで川から流れ出した栄養分をしっかりと取り込んだ身の詰まったカキに仕上がりました。

水揚げは2021年5月頃まで行われ邑久町漁協では例年並みの1500トンの出荷を見込んでいます。水揚げされたカキは京阪神や名古屋の市場に出荷されるほか
10月30日にも、県内のスーパーの店頭に並びます。