お盆休みが本格的にスタートした８月１１日は、山の日です。岡山県北、蒜山高原で火災による焼失から復活し、８月、リニューアルオープンしたそば店は、多くの人でにぎわっています。

開店直後から店内は大にぎわい。外にも多くの人が待っています。蒜山三座のふもとに近い真庭市蒜山上徳山に、８月８日にリニューアルオープンした「そばの館」。真庭市の第３セクターが運営し、地元産のソバの実を使った香り高いソバが人気の店です。

（倉敷から訪れた人は…）
「わざわざ、そばを食べによく倉敷から出てきていた」

そんな店が思わぬ災難に見舞われたのは２０２０年１０月、営業終了後に発生した火災で全焼し、休業を余儀なくされました。その後、真庭市が再建を進め、地元産の木材を使った約２７０平方メートルの新しい店が完成しました。

８月１１日に訪れた人の中にはリピーターが多く、久しぶりのソバの味を楽しんでいました。

（訪れた人は…）
「おいしい。そばは変わらない」
「よくここを通りながら、店が出来上がるのを楽しみにしていた」
「弾力があって、そばの味もしっかりしているので、おいしい」

（グリーンピア蒜山　亀山秀雄支配人）
「朝早くから並んで、待ちに待ったという声をもらい、たくさん来ていただいている。蒜山のそばを、いろいろなところに情報発信しながら、生産を含めて広めていけたら」

３年ぶりに行動制限のないお盆休み。復活した観光スポットが岡山の味を発信しています。