熱戦が続く夏の甲子園です。香川代表の高松商業が、長野の佐久長聖と対戦。プロ注目のスラッガーがけん引する打線が爆発し、初戦突破を決めました。

３大会連続２２回目の夏の甲子園出場となる高松商業は、４回。ヒットとエラーでノーアウトランナー２塁３塁として、５番・山田。レフト前にタイムリーを放ち、１点を先制します。

そして、２対１とリードして迎えた５回。２アウトランナー無しの場面で登場した、プロ注目のスラッガー浅野の第３打席。高く上がった打球は、甲子園の浜風を切り裂き、右中間スタンドへ。元ＰＬ学園の清原和博さんを抜く高校通算６５本目のホームランです。

さらに７回、ランナーを１塁において迎えた第４打席。スライダーを捕らえた打球は、レフト頭上を越える２ランホームラン。浅野の２打席連続アーチで相手を突き放します。

８回には４番・本田の３ランも飛び出すなど、打者一巡の猛攻で７点を奪った高松商業。守ってはエースの渡辺と大室の継投で、相手打線を４点に抑え、２年連続で初戦を突破。３回戦に駒を進めました。

（初戦で２本塁打　浅野翔吾主将）
「あまり緊張せず、１試合丸々楽しんでできた。ベスト８を目標に練習してきたので、次の試合で勝って、ベスト８を達成したい」

高松商業の次戦は８月１５日の第２試合、福岡代表の九州国際大付属と対戦します。