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2022.07.31

台湾アーティストの「瀬戸芸」新作は“4000本の竹”で表現 夏会期開始前にお披露目【香川・小豆島町】

瀬戸内国際芸術祭の夏会期が8月5日に始まるのを前に、会場の1つ、香川県の小豆島では台湾のアーティストによる約4000本の竹を使ったアート作品がお披露目されました。

田園風景の中にたたずむ直径15メートルの不思議な球体。2010年の1回目の瀬戸芸から参加している台湾のアーティスト、ワン・ウェンチーさんの新作、『ゼロ』です。

作品は4000本の竹を使って約半年かけて制作されたもので、コロナ禍で破壊されてしまった社会や環境をリセットし、原始に近い地球に戻ってほしいという思いが表現されています。

(アーティスト ワン・ウェンチーさん)
「竹を触ってほしい。作品の中に入ってリラックスして、横になって、自分の心の声を聞くことが大事」

瀬戸芸の夏会期は8月5日に開幕し、ワン・ウェンチーさんの作品は小豆島町の中山千枚田で楽しめます。