ここ数日の雨で岡山市などの水源、旭川水系のダムの貯水率が回復傾向にあるとして、７月４日から行われていた取水制限が、２２日から解除されることが決まりました。

旭川水系では主な２つのダムの貯水率低下に伴い、４日から上水道、工業用水、農業用水の取水制限が行われていました。

９日には１９．６％まで落ち込んでいた貯水率は、７月に入り雨が続いたことで、２１日午前９時の時点で６３．７％と、平年の８割ほどまで回復しました。

これを受け、２１日開かれた旭川水系水利用協議会の渇水調整会議で、取水制限を２２日午前９時から一時的に解除することが決まりました。

（旭川水系水利用協議会　大作和弘会長）
「ダムが満杯まで 水が貯まったわけではないので、引き続きダムの貯水率を注視していき、また水が少なくなってきたら会議を開催して対応を考えていきたい」

一方、まとまった雨で一時的に解除されていた香川用水の第２次取水制限は、２１日正午から再開されました。