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2022.06.27

勝負のカギ握る“新人セッターのトスワーク” 岡山シーガルズ注目の2人 V・サマーリーグを前に【岡山】

バレーボール・V1リーグ女子の岡山シーガルズが7月1日から若手選手の登竜門といわれるV・サマーリーグに出場します。大会を前にチームを取材しました。

(上岡元記者)
「新チームで挑む初めての大会を前にチームでは入念な練習が続いています」

5月中旬から新チームが本格始動した岡山シーガルズ。7月1日から始まるV・サマーリーグに向けて、実戦的な練習が行われています。

V・サマーリーグは、1981年に実業団チームの若手選手を育成するため始まりました。大会は東西に分かれて開かれ、シーガルズは12チームが参加する西部大会に出場します。

今回はアジアU20選手権の日本代表メンバーに選ばれた佐伯選手は出場しませんが、今大会は、初めて新人選手を含めた6年目以下の若手メンバーのみで大会に臨みます。

河本監督は特に新人選手の可能性に期待を寄せます。

(河本昭義監督)
「中には引退する選手も多いということで、レギュラーで来るチームもいると聞いている。その戦い方の内容では、今までの選手の使い方とは違う一面も出てくる」

今回勝敗のカギを握るのが、攻撃の要となる「セッターのトスワーク」です。新人の濱田選手と妹尾選手が司令塔を務めるとあってこの日もスパイカーとのコンビ練習に時間を費やしていました。

(河本昭義監督)
「濱田選手が持ち味のクレバーな部分が発揮できれば、どのチームともきわどい試合になる。妹尾選手はセッターのスタートは遅いが、丁寧で良い部分を持っている。そう良い面があることを自覚して頑張ってほしい」

「V・サマーリーグに向けて」
(川島亜依美主将)
「サマーリーグに挑戦してきたことがリーグにいきてきたとこともある。自分が今できることに精一杯挑戦して、何かつかめたと思える大会にしてほしい」

西部大会は7月1日から兵庫県姫路市で始まります。