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2022.06.10

最新の田植え機はハンドル操作要らず!? 高校生が「スマート農業」を体験【岡山・岡山市】

農業を学ぶ高校生に先端技術を活用したスマート農業について関心を持ってもらおうと、岡山市の高校で田植え機の実演会が開かれました。

(中村香月記者)
「現在、田植え作業が行われていますが、乗っている生徒はハンドルを握っていません」

田植えを行うのは、高松農業高校の3年生14人です。この田植え機は大阪の農業機械メーカー、ヤンマーアグリジャパンの製品で、直進アシスト機能が搭載されています。ハンドル操作を必要としないので、誰でも簡単に真っすぐ植付け作業を行うことができます。

6月10日は生徒たちによって4800平方メートルの水田に苗が植えられました。

(体験した生徒は…)
「いつもの(田植え機)より真っすぐ進んでくれるので簡単で良かった」
「経験の浅い私たちでも熟練の農家の技術を再現できているので、効率良く田植えができるし楽にできるのでありがたい」

(高松農業高等学校 農科科学科作物専攻 吉原寛顕実習助手)
「レバーやハンドルの操作が不必要で、生徒の顔色を見ていると楽しそうで良かった」

苗が順調に育てば10月上旬に稲刈りが行われるということです。