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2022.06.01

“果物の女王”マスカット・オブ・アレキサンドリア初出荷 燃料費高騰で苦労も順調に育つ【岡山・倉敷市】

「果物の女王」と呼ばれる岡山県特産の果物、マスカット・オブ・アレキサンドリアの初出荷が、6月1日朝、倉敷市で行われました。

温室の中でたわわに実ったエメラルドグリーンの果実。「果物の女王」と呼ばれるマスカット・オブ・アレキサンドリアです。

全国の生産量の9割以上を占める岡山県。中でも有数の産地、倉敷市船穂町では1日朝、初出荷の作業が行われ、大きく育った房をていねいに摘み取り箱に詰めていきました。

農家によりますと、2022年は、燃料費の高騰によるコストを抑えるためハウスを囲むシートを2重から3重にするなど苦労しましたが、春先に雨が少なく順調に育ったということです。

(JA晴れの国岡山 船穂町ぶどう部会 平本純大さん)
「今は数が少なくなった、種があるブドウなので、種があることによってマスカット独特の香り・味があるので、それをしっかり味わってほしい」

マスカット・オブ・アレキサンドリアの収穫は10月頃まで続き、岡山県内を始め東京や大阪などの市場に出荷されるということです。