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B1昇格ならず!香川ファイブアローズ 自分たちのスタイルを貫き「恥じることのない負け」【香川】

2022.05.17

B1昇格ならず!香川ファイブアローズ 自分たちのスタイルを貫き「恥じることのない負け」【香川】

バスケットボールのB2リーグ、香川ファイブアローズは5月16日に行われたプレーオフ準決勝の第3戦に敗れ、B1昇格はなりませんでした。それでもチームは最後までシーズンのテーマを貫き通しました。

2戦目を勝ち、1勝1敗でB1昇格に逆王手をかけたアローズ。しかし仙台の鉄壁のディフェンスに苦しめられ、前半から速い攻撃を封じられます。一方、守備ではゴール下の守りを固めたことが裏目に出て仙台に第2クォーターまでに10本の3ポイントを決められ、前半を56対30と26点のビハインドで折り返します。

後半に入り、集中的にマークを受ける34番の兒玉、30番ウッドベリーがディフェンスをかいくぐり反撃に転じますが、前半の得点差がなかなか縮まりません。

最後まで仙台の守りに苦しめられたアローズ。83対69で敗れ、B1昇格はなりませんでした。

試合後、悔し涙を見せた選手たち。シーズンの目標だった「B1昇格のために速い攻撃と3Pで勝負する」という姿勢を貫き通した結果でした。

(谷口光貴選手)
「僕たちは3Pをシーズン通してチームの武器としてやってきたので、それが入らなくて負けたのならば恥じることはないと思うしそこに対する悔いはない」

人一倍悔し涙を見せたキャプテンは…。

(兒玉貴通主将)
「仙台89ERSを見てすごくいいなあと思ったので、この気持ちを忘れずに今後も成長していきたい。」

(石川裕一HC)
「(B1まで)あと1勝のところまできたが、本当にあと一歩の手の届くところだったのか、それともまだまだ先の目標なのか、しっかりと見極めてちょっとしたところから努力をしていくだけ」

選手たちの健闘を称えしばらくの間鳴りやまなかった1987人の拍手。選手たちはブースターに背中を押され、5月20日から始まるプレーオフ3位決定戦に臨みます。