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脱サラして約30年…「倉敷白桃」の名づけ親・渡辺常吉さんに黄綬褒章【岡山・香川】

2022.05.01

脱サラして約30年…「倉敷白桃」の名づけ親・渡辺常吉さんに黄綬褒章【岡山・香川】

様々な分野で社会に貢献した人や団体に贈られる春の褒章の受章者が発表されました。岡山・香川からは17人が選ばれています。

(黄綬褒章 渡邊常吉さん)
「大きな賞でビックリしている。僕1人でもらった賞じゃない。地域の皆様の協力があったから」

倉敷市玉島陶のモモ農家、渡邊常吉さん(68)は、黄綬褒章を受章しました。

渡邊さんは1993年、脱サラしてモモ農家になり、現在3ヘクタールの畑で白鳳や清水白桃など10品種・約400本のモモを栽培しています。

玉島北園芸協会で10年以上にわたり桃部会長を務め、玉島地域で生産される大ぶりで糖度の高いモモを「倉敷白桃」と名づけ、ブランド化に積極的に取り組むなど幅広く活動してきました。

(黄綬褒章 渡邊常吉さん)
「耕作放棄地や後継者不足の問題がある。新規就農やニューファーマーを入れて岡山県をもう一度モモの大産地にしていきたい」