名探偵・金田一耕助シリーズで知られる、推理作家の横溝正史が戦時中に疎開していた倉敷市真備町の住宅で、４月２４日、金田一の誕生を記念したイベントが行われました。

焼きそばやわたがしなど、お祭り気分で出店の食べ物を味わう子どもたち。イベントが行われたのは、倉敷市真備町にある横溝正史疎開宅です。

金田一耕助は横溝が真備町に疎開していた１９４６年４月２４日の日記に初めて登場したため、疎開宅では金田一の誕生日として毎年記念イベントを行なってきました。

新型コロナの影響で過去２年は中止や規模縮小に追い込まれていましたが、２０２２年は３年ぶりに地元の人らでにぎわいました。

（参加した人は…）
「家族で焼き鳥を食べたのが楽しかった。コロナで久しぶりなのでこういうのは良い」

（横溝正史疎開宅管理組合　浅野昭江組合長）
「疎開宅を忘れないようにしてもらうためには、こういう催し物も実際に地域の人に浸透する方が良い」

また、岡山県警音楽隊が演奏を披露しイベントを盛り上げました。