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2022.04.07

「瀬戸内国際芸術祭」開幕まで1週間 海外作家来日できず…試練と模索続く【香川・岡山】

瀬戸内国際芸術祭2022の開幕まであと1週間です。

新型コロナの影響で、来日できない海外アーティストの創作活動を守るため、日本人アーティストが協力して制作を進めています。

瀬戸大橋の目の前にある坂出市の沙弥島です。
 
春会期限定の会場で、ロシア人アーティスト、レオニート・チシコフさんが宇宙や月をテーマにした作品を展開します。
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しかし、新型コロナで来日できず、リモートで指示を受けた日本の現代美術アーティスト、豊福亮さんが制作を担っています。

(豊福亮さん)
「すごく細かく、30センチ下げてくれ、この色をもう少し白くしてくれとか、そんな簡単な話じゃないというのは結構ある。一回外してやり直しとか多々ある」
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2010年から3年に1回開かれる瀬戸芸。もともと海外アーティストが多い国際色豊かなイベントで、今回参加するアーティストも33の国と地域から184組に上ります。
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しかし、来日できない人も多く、思うように制作が進んでいません。
瀬戸芸まであと1週間05さらに国際情勢の悪化で、表現の自由が侵害されているケースもあり、海外アーティストは試練の時を迎えています。
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豊福さんは、瀬戸芸に出展する予定でしたが、参加を辞退して海外アーティストに協力しているのです。

(豊福亮さん)
「芸術祭の大きな枠組みで考えれば、良い作品が一つでも多く生まれることが重要。いろいろな作家の思いを受け止められるようやっている」

開幕まであと1週間。厳しい状況が続く中、アーティストが連携して創作活動の意味を伝えようと準備を進めています。
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