岡山市東区の小・中学校を統合し、２０２２年度、新たに開校した県内初の義務教育学校、岡山市立山南学園の入校式と始業式が４月７日行われ、９年間の一貫教育が始まりました。

満開のサクラに映える真新しい校舎。山南学園の学校名も輝いています。

入校式では、松浦敏之校長が、新１年生を除く３６６人を前にあいさつしました。

（山南学園　松浦敏之校長）
「ここにいる全員と入学して加わる１年生とで、山南学園の新しい歴史を作り上げられるようチャレンジしていきましょう」

このあと、新しい校歌を斉唱ならぬ「斉聴」して学校の船出を飾りました。

小学校から中学校までの９年間の教育を一貫して行う、県内初の義務教育学校、山南学園。児童・生徒数の減少により、周辺の４つの小学校と１つの中学校を統合して、２０２２年度、開校しました。

最高学年の「９年生」の教室では、生徒が宿題などを提出し、新たな環境での学校生活に胸を弾ませていました。

（９年生の生徒は…）
「９年生として後輩がいっぱいできたのが緊張」
「卒業したら１期生になるので、みんなのお手本になれる１期生にならないといけないという、前より緊張感がある」
「低学年、中学年を引っ張っていける先輩になりたい」

４月１２日には入学式が行われ、全校の児童と生徒４１０人がそろいます。