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2022.04.07

サクラの咲く頃に…瀬戸内の春の味覚 タイの浜焼きづくり【岡山・笠岡市】

瀬戸内の春の味覚、タイの浜焼きづくりが4月7日から笠岡市で始まりました。

まるまると太り、表面がほんのりとピンクに色づいた天然のマダイ。7日朝、笠岡市沖の瀬戸内海で水揚げされたものです。

春の産卵期を迎え、サクラの咲く頃に取れることから「桜鯛」とも呼ばれます。

作業は、重さ1.5キロほどのタイに、味付けのため注射器で食塩水を注入し、一匹ずつ稲わらでていねいに包みます。

約40分から50分蒸したあと、1日乾燥させ、イグサで編んだ笠に包んで完成です。

(笠岡魚市場 木山恒宏さん)
「サクラもちょうど満開の時期になっているので、いいタイミングで始められた。この時期限定のものになるので、おいしく召し上がってもらえれば」

タイの浜焼きは、入学や就職祝いの縁起物として人気で、1匹1万5000円から2万円で全国に送られます。