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千家で使われる茶道具の数々…400年以上続く「千家十職 竹細工師」十四代目の作品展【岡山・岡山市】

2022.03.16

千家で使われる茶道具の数々…400年以上続く「千家十職 竹細工師」十四代目の作品展【岡山・岡山市】

茶道・千利休の流れをくむ「千家」の茶道具を代々手掛けてきた「千家十職」の竹細工師、黒田家の十四代目・黒田正玄さんの作品を集めた展示会が岡山市のデパートで開かれています。

茶道の歴史を支えてきた、茶道具の数々。

会場の岡山高島屋には、茶道・千家で使われる竹細工の茶道具を400年以上にわたって作っている黒田家の十四代当主、黒田正玄さんが制作した作品、約40点が並びます。

こちらの作品は、濃茶の粉を入れる竹茶器。竹の根を使って作られたもので、十四代黒田正玄さんが初めててがけたものです。

また、茶釜に足す水などを貯める水指は同じ太さ、白さの竹を使って作られていて、丁寧な手仕事で仕上げられています。

(千家十職 竹細工師 十四代 黒田正玄さん)
「竹本来の持つ力強さや美しさ、素朴さを皆さんに見てほしいと思い制作した」

「千家十職 竹細工師 十四代 黒田正玄展」は、岡山市北区の岡山高島屋で3月22日まで開かれています。