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2022.03.03

中学生20人、小学生16人に1人…”ヤングケアラー”実態明らかに 勉強に制約も…【岡山・総社市】

総社市は家族などの世話をする18歳未満の「ヤングケアラー」に関する実態調査を行いました。

中学生の20人に1人、小学生の16人に1人がヤングケアラーに該当すると答えたことを明らかにしました。

総社市では、2021年12月市内の中学生1863人と4年生から6年生の小学生2015人を対象にヤングケアラーに関する初のアンケート調査を実施しました。

その結果、中学生で20人に1人小学生で16人に1人がヤングケアラーに「当てはまる」と答えました。

そのうち、中学生で全体の1.4%に当たる26人、小学生で1.5%の31人が登校や勉強、睡眠などに制約があるとしています。

総社市は2021年9月県内初のケアラー支援条例を制定していて、今回登校や勉強、睡眠などに制約があると答えた57人について、それぞれの状況を分析したうえで本人や保護者からヒアリングしながら具体的な支援を実施することにしています。