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生死を分ける“72時間の壁”が迫る中…発災から3日目を想定 岡山県地震対応訓練【岡山】

2022.01.21

生死を分ける“72時間の壁”が迫る中…発災から3日目を想定 岡山県地震対応訓練【岡山】

大地震の発生から3日目を想定した対応訓練が、21日朝から岡山県庁などで行われています。

訓練は、3日前の午後6時に岡山県北部を震源とする地震が発生し、県北部で震度6強県南部でも震度5強が観測されたとの想定で行われ、岡山県や各市町村など59団体約540人が参加しています。

例年、地震発生後の初動対応の訓練が行われてきましたが、今回は地震発生から63時間後を想定しています。

被災者の生死を分けるとされるいわゆる「72時間の壁」が迫っているのに加え、全国からの支援をスムーズに受け入れる体制を整えることが求められます。

(岡山県危機管理課 中川担泰課長)
「発災後63時間は、人命救助の初動対応から被災者支援に移る期間といわれる。職員の意識を高め、市町村には イメージを持ってもらい、災害に強い岡山県に向け頑張りたい」

午後からは伊原木知事も参加し、災害対策本部会議の訓練も行われます。