OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2021.12.24

4回目のクリスマス 特別な思いのこもったXmasケーキ 西日本豪雨の被災地より…【岡山・倉敷市】

12月24日は、クリスマスイブです。西日本豪雨の被災地、倉敷市真備町の洋菓子店は、クリスマスケーキを買い求める人で賑わっています。

(竹下美保記者)
「西日本豪雨から4回目のクリスマスです。開店と同時にケーキを買い求める多くの人が訪れました」

倉敷市真備町で人気の洋菓子店、「ウォールウォーレン」です。2021年のクリスマスケーキは、例年通り約1000個の予約が入っていて、受け取りのピークとなる24日と25日は、スタッフを増やして対応しています。

(ウォールウォーレン 佐藤敦志さん)
「私たちも楽しんで食べてほしいと作っているので、笑顔で食べてもらえたら他に言うことはない」
「この間も水害の時の写真が出てきて、もうこんなにたつんだな…と。皆さんに助けてもらったので感謝しかない」

【クリスマスに間に合うように店を再開】
【コロナ禍迎えた2020年のクリスマス】
【そして2021年…】

(客は…)
「災害の時ボランティアで来たのがきっかけ、ケーキ屋さんを手伝ったことがあった」
「一番ひどい状態を知っているので、おいしいケーキを毎回食べられるようになったのでうれしい」
「心配していたが、被災の年から再開してくれてたのでうれしかった。応援したいと思いながら毎年来ている(メリークリスマス!)」

作る側にとっても、受け取る側にとっても、特別な思いのこもったクリスマスケーキ、2021年もクリスマスの食卓を温かく彩ります。