子供たちをサイバートラブルから守ろうと、香川大学の学生による特別授業が高松市の小学校で行われました。

この特別授業は、インターネットに関する正しい知識を身につけ、安全に使ってもらおうと企画されたもので、高松市の香川大学附属小学校の児童、３４人が参加しました。

講師には、香川大学の学生で、サイバー防犯ボランティア、「ＳＥＴＯＫＵ」のメンバーが招かれ、ＳＮＳの正しい使い方やネット課金に関するトラブルなどについて授業を行いました。

小中学生に１人１台ずつ情報端末を整備する国のＧＩＧＡスクール構想を受け、子供たちがインターネットに触れる機会が増える一方、サイバー犯罪やネットいじめの問題なども深刻化していて、学生たちは「万が一、トラブルに巻き込まれた時はすぐに大人に相談してほしい」と話していました。

（児童は…）
「自分が事件を起こしたり、巻き込まれたりすることもある。気をつけないといけない」
「パソコンは便利だが、悪い面もあるので、その両方を知った状態で使っていきたいと思う」

（ＳＥＴＯＫＵ学生代表　長崎龍平さん）
「本当によく聞いてくれて、インターネットの危険を知ってもらえた。すごく良い授業になった」

「ＳＥＴＯＫＵ」では今後も学校と連携して、定期的にこうした授業を行っていきたいとしています。