東京パラリンピックの車いす陸上で２つの金メダルを獲得した岡山市の佐藤友祈選手に３０日、岡山県県民栄誉賞が贈られました。

佐藤選手が県民栄誉賞を受賞するのは、２０１６年のリオパラリンピックで２つの銀メダルを獲得した時に続き２回目で、伊原木知事から表彰状と記念のメダルが贈られました。

（岡山県　伊原木隆太知事）
「努力を続けていればこういうことが起きる。やはりスポーツをはすごいということを日本中に知らしめた。特に地元岡山県は大変な盛り上がりだった。」

佐藤友祈選手は、東京パラリンピックの車いす陸上、Ｔ５２クラスで４００メートルと１５００メートルに出場。２種目ともにパラリンピックレコードを更新し金メダルに輝きました。

伊原木知事らにその金メダルをかけて記念写真に臨んだ佐藤選手、その目はすでに次の目標を見据えています。

（佐藤友祈選手）
「次のパリのパラリンピックでは、コロナが落ち着いて有観客になっていろんな人たちに見ていただいて、その舞台で世界記録の更新と金メダルを獲得していく。引き続きパラスポーツを応援してほしい。」