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新たな変異株にも注視…第6波に備え新型コロナ対策費盛り込んだ補正予算案提案 定例県議会開会【岡山】

2021.11.30

新たな変異株にも注視…第6波に備え新型コロナ対策費盛り込んだ補正予算案提案 定例県議会開会【岡山】

11月定例岡山県議会が30日開会し、新型コロナウイルスの第6波に備えた医療体制整備などの対策費、約176億円を盛り込んだ補正予算案が提案されました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「感染症との長い闘いはまもなく2年を迎えることとなりますが、強い感染力を持つ可能性のある変異株が国外で新たに確認されるなど、引き続き予断を許さない状況にあります。」

提案理由の説明で伊原木知事はこのように述べ、アフリカなどで感染が拡大しているオミクロン株を念頭に、新型コロナ対策をさらに進める考えを示しました。

本会議では、その新型コロナの対策費、約176億円を盛り込んだ補正予算案が提案されました。

このうち、約174億円が医療機関の病床確保のためで、これにより県内で現在確保している602床が2021年度末まで維持されます。

また、補正予算案は、一般会計の総額では公共事業費の減額補正によって約108億円となっています。

11月定例岡山県議会は、12月22日まで開かれ、12月3日から質問戦に入ります。