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賑わいと笑顔戻る観光地…相次ぐ中止・延期の“修学旅行”回復へ コロナ禍前の日常に向け一歩ずつ【岡山】

2021.11.16

賑わいと笑顔戻る観光地…相次ぐ中止・延期の“修学旅行”回復へ コロナ禍前の日常に向け一歩ずつ【岡山】

新型コロナウイルスの感染が収まりつつある中、中止や延期が相次いでいた修学旅行が回復傾向にあります。

一般の団体旅行も増え、駅や観光地では、コロナ禍前のにぎわいが戻りつつあります。

(竹下美保記者)
「JR岡山駅新幹線ホームです。修学旅行の子供たちを乗せた臨時の新幹線が岡山駅に入ってきました。」

新型コロナウイルスの感染拡大による制限が解除された10月から、岡山駅では、「修学旅行」と表示された新幹線が見られるようになりました。

鹿児島に向かう団体客専用の臨時列車は、約10分、岡山駅に停車します。乗っているのは、大阪の高校生、南九州への修学旅行です。

<紙で書いたメッセージ>
「最高!」「楽しみ」

(JR西日本岡山支社 高原晃広報室長)
「団体客や修学旅行旅行需要が見られる、秋の行楽シーズン子供たちの笑顔も見られ素直にうれしい。」

こちらは、岡山県内有数の観光地、倉敷美観地区の観光バスの駐車場です。

緊急事態宣言やまん延防止措置の期間中は、一台も停車しない日もありましたが、16日は、県外ナンバーの観光バスの姿が見られました。自粛が続いた学校行事も再開しつつあります。

美観地区には、県内の学校の遠足や校外学習で訪れる子供たちの姿が増えたといいます。

(倉敷観光コンベンションビューロー 上林茂輝次長)
「修学旅行生や遠足で来る学生が10月くらいから日々増えている、春先の修学旅行や遠足が実施できていないので、集中的に10月、11月と来ている、非常にありがたい。」

一方、こちらは、紅葉を楽しむ団体旅行の観光客です。

(兵庫から)
「色んなところ我慢してたのでこれからどんどん行きたいと思っている。」

(愛知から)
「2泊3日でまわる、一番最初が倉敷、あと宮島の方。皆さんが楽しく元の生活に戻れるのが一番。」

観光地に戻って来た笑顔と賑わい…

観光業界を取り巻く環境もコロナ禍前の日常に向けて一歩ずつ歩みを進めています。