県の魅力発信や空港利用の回復などにつなげようと岡山県とＡＮＡホールディングスが１１月１６日、包括連携協定を結びました。

この協定は、新型コロナウイルスの収束後を見据え、岡山県とＡＮＡホールディングスが連携し、地域や経済の活性化のため県の魅力を国の内外に発信していこうと結ばれました。

協定では、県産品の販路拡大や県の魅力発信のほか人材育成など７つの連携事項が盛り込まれています。

（ＡＮＡホールディングス　片野坂真哉社長）
「国際線のネットワークそして国内のネットワークで県の魅力を発信するというところに私たちのノウハウが生かせるのではないか。」

（岡山県　伊原木隆太知事）
「世界とつながっている、日本各地を知っているＡＮＡさんに教えてもらうことや助けてもらえることがたくさんあると思う。（県内外への）行き来がもっと活発になる岡山を期待している。」

ＡＮＡホールディングスとこうした包括連携協定を結ぶのは、中国５県では岡山県が初めてで、今後、県の特産品や観光情報をＰＲするためＡＮＡのホームぺージに特設ページを開設したり、空港利用の回復に向けたイベントなどが行われる予定です。