コロナ禍で迎えた２度目のお歳暮商戦、オンラインでの売り上げが好調です。

岡山市のデパートに、３日、お歳暮の特設会場が開設されました。

岡山市の岡山高島屋では、約６００平方メートルの売り場に、ビールやハムなどの定番商品に加え、岡山の特産品など、約７００の商品が展示されています。

中でも、２０２２年の干支「寅」にちなんで、老舗和菓子店「とらや」の羊かんは、２０２１年の一押しということです。

（買い物客は…）
「一緒に働いている仲間に、少し好きなものを」
「寂しい思いをしている人、元気がなくなっている人もいると思うので、少し元気が出るものを贈れたら」

コロナ禍で迎える２度目のお歳暮商戦ですが、約５０００点を取り扱うオンラインでの注文が増えています。

旅行気分が味わえる全国各地の味、冷凍で届けられる名店の味など、お歳暮としてだけでなく、自宅で楽しもうという人たちの人気を集めているといいます。

（岡山高島屋販売部 食料品売場　福井健人課長）
「コロナ禍、人流の抑制や人と人とのつながりが希薄になっているが、お歳暮のギフトで新しいつながりを 持ってほしい」

岡山高島屋では、２０２０年に比べ１％増の売り上げを目指しています。

お歳暮の特設会場は、１２月１９日まで設置されています。