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2021.10.29

コロナ禍初の衆院選 注目選挙区「三つ巴の戦い 香川1区」【香川県】

10月31日に投票が迫った衆議院議員選挙、注目の選挙区を紹介します。

前職2人と新人1人が立候補し、三つ巴の戦いとなった香川1区です。

香川1区には、届け出順に、立憲民主党の前職、小川淳也さん、日本維新の会の新人、町川順子さん、自民党の前職、平井卓也さんの3人が立候補しています。

前回、自民党の平井さんに2000票余りの差で敗れた小川さん。地盤や看板がない庶民の立場から、党の論客として頭角を現す姿が、ドキュメンタリー映画で紹介され、知名度が飛躍的に上がりました。

これを追い風に、各地で精力的に集会を開き、無党派層などへ支持を呼びかけます。

(小川淳也候補〈立憲・前〉)
「(今の社会が)この国を長らく支配してきた特権階級の世襲政治によってもたらされたものであるとすれば、私たち庶民の力で変えていこう」

小川さんは、早くから野党の共闘を呼びかけ、野党統一候補として共産党からも支援を受けています。

(日本共産党 小池晃書記局長)
「日本共産党は、香川1区は、小川淳也を必ず勝たせるため全力を挙げて支援する」

また、立憲民主党の支持層を固めるため、党の幹部が相次いで香川に入っています。

(立憲民主党 枝野幸男代表)
「今回千載一遇のチャンス。小選挙区で堂々と勝たせてもらう。それで小川淳也が大きく飛躍する。その絶好のチャンス」

(小川淳也候補〈立憲・前〉)
「次世代の立憲を、日本政治を担っていく。それだけの自覚使命感、責任感を持って、少しでも良くなるよう努力する」

国会議員の秘書などを経て、出身地の香川から初めて立候補した町川さん。家族や親族などで作る陣営で、手探りの選挙戦を行っています。

(町川順子候補〈維新・新〉)
「町川順子1人で頑張っているのを、応援に来てくれている。町川順子負けない。どうか応援してほしい」

香川に党の支部ができたばかりで、基盤がない中、力を入れるのはインターネットです。

撮影した動画をYouTubeで公開し、様々な層へ支持を呼びかけます。

政策面では、子育てをした経験から、所得が低くても安心して子育てができるよう、国が最低限の所得を保証する「ベーシックインカム」を主張しています。

(町川順子候補〈維新・新〉)
「(ベーシックインカムで) 小さな子供からお年寄りまで、1人1人に毎月7万円を支給する。家族が増えれば増えるほど、家計が楽になる。そして、20年後30年後の日本の経済を支える子供たちを今増やさなければ、日本は衰退する」

四国では知名度の低い日本維新の会。国会で勢力を伸ばすため、党の幹部も応援に入っています。

(日本維新の会 馬場伸幸幹事長)
「自民党と公明党は、たかがゆるんでいる。立憲民主党は、共産党と組んで選挙をやる。ぬるま湯につかって、とにかく自分のバッジを守りたいだけ。改革にまい進しているのは 日本の維新の会だけ」

自民党を支持する企業関係者を集めた決起大会。初代デジタル大臣として、抜群の知名度を誇る平井さんですが、在任中は地元に帰れず、「出遅れ」を痛感しています。

党の組織力をフル活用した選挙を展開し、力強く訴えるのは、デジタル改革の実績と継続です。

(平井卓也候補〈自民・前〉)
「日本企業のすべての時価総額は、世界に占めるシェアをどんどん下げている。デジタル庁は、規制改革のシンボルであると同時に、成長戦略の柱デジタル化なしに企業が成長することもないし、日本の競争力を 取り戻すこともできない」

公明党の山口那津男代表も香川に入り、自公政権継続のため、平井さんへの支持を呼びかけました。

(公明党 山口那津男代表)
「政権選択の選挙。小選挙区香川1区は、平井卓也さんをぜひとも勝たせてほしい」

選挙戦も終盤を迎えた28日は、派閥の領袖でもある岸田文雄総理が就任後、初めて香川に入りました。

(岸田文雄首相)
「地方から日本の経済をしっかりと復活させる。そして、皆さんの所得給料を引き上げる。こういう経済政策を、平井卓也さんと共にしっかり押し進める」

(平井卓也候補〈自民・前〉)
「野党は政権を取る気があるのか。共産党と組んだ時点で分からなくなった。我々は負ける訳にはいかない」

前職2人に新人1人が割って入った香川1区。三つ巴の激戦を制するのはどの候補か。投開票は、31日です。