これから迎える紅葉シーズンを前に、香川県小豆島町の寒霞渓ロープウェイでゴンドラの事故を想定した救助訓練が行われました。

ギアの故障で急停止したゴンドラに、救助隊員がロープを使ってよじ登り、専用の袋に乗客を１人ずつ入れて地上に下ろします。

小豆島町の寒霞渓ロープウェイは、１９６３年の開業以来５８年間、事故が起きたことはありませんが、行楽客が増加するゴールデンウィークと紅葉シーズンの毎年２回、このような訓練を行っています。

（寒霞渓ロープウェイ　日岡康雄さん）
「日頃、コミュニケーションを取って信頼している従業員同士での作業になるので安心して取り組めた。皆さん是非安心して、ロープウェイから見る景色を楽しんでほしい。」

日本三大渓谷美の１つとしても知られる寒霞渓の紅葉は、例年通り１１月２０日頃から見頃を迎えるということです。