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「喜んで飲まれる酒を造ってもらいたい…」酒米“雄町米”の稲刈り最盛期 出来も上々【岡山・岡山市】

2021.10.22

「喜んで飲まれる酒を造ってもらいたい…」酒米“雄町米”の稲刈り最盛期 出来も上々【岡山・岡山市】

全国の酒造メーカーから引き合いがある岡山の代表的な酒米「雄町米」の収穫が、岡山市東区などで最盛期を迎えています。

(コンバインで刈り取り)
「ゴーガガガー」

雄町米は、大吟醸酒や純米酒の原料になる米で、岡山県の主力産地赤磐市と岡山市東区瀬戸町で生産されています。

2020年は新型コロナによる日本酒の需要低迷を予想して2割減の生産調整がありましたが、2021年はアフターコロナの需要回復を見込んで瀬戸町では例年並みの50ヘクタールを作付けしていました。

雄町米を作って30年以上という長田孝之さんは、コンバイン2台を出して雄町米の稲を一気に刈り取っていきました。

(農業 長田孝之さん)
「肥料が多いと(育ちすぎて)倒れたり少ないと悪かったり。2020年より2021年は出来が良い。喜んで飲まれる酒を酒屋さんに造ってもらいたい。」

刈り取った雄町米は、乾燥ともみすりを経て玄米となり、今後、岡山県内のほか東北から九州にある酒造メーカーに出荷されます。