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世の中変わっても自分は…早くも迎春準備 来年の干支「寅」香合の窯出し【岡山・倉敷市】

2021.10.21

世の中変わっても自分は…早くも迎春準備 来年の干支「寅」香合の窯出し【岡山・倉敷市】

早くも迎春準備の話題です。2022年の干支「寅」をかたどったお香を入れる器、香合の窯出しが倉敷市で行われました。

香合の窯出しが行われたのは、倉敷市羽島の天神窯で、陶芸家の岡本篤さんが、毎年この時期来年の干支をかたどった香合を制作しています。

窯から取り出されたのは、2022年の干支、「寅」の香合約180個で、高さ5.5センチ、直径5.5センチから6センチのトラが大きく目を開き前を向いて座っています。

今回の作品は、2021年2月から3月にかけて、岡山市や兵庫県姫路市の動物園などで観察したトラの姿をモチーフに制作したということです。

(天神窯 岡本篤さん)
「世の中変わっていくけれど、自分は変わっていない。それを思慮深く考えているトラを私も見せてもらおう、一緒に考えていこうと。ただ誇りは失わない形で、隈取りを入れるなど、苦労した」

窯出しされた作品は、22日から3日間、倉敷市の天神窯のアトリエで展示、販売されます。