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きっかけは…羽生結弦選手 フィギュア界の10歳“新星” オリンピアン輩出クラブに登場【岡山・倉敷市】

2021.10.08

きっかけは…羽生結弦選手 フィギュア界の10歳“新星” オリンピアン輩出クラブに登場【岡山・倉敷市】

9月に福岡県で行われた中四国九州フィギュアスケート選手権で、倉敷市のチームに所属する小学生が優勝しました。高橋大輔選手にあこがれる期待の新星を取材しました。

(岡崎隼士選手)
「完全に満足できない滑りだったので、とりあえずうれしかったのはおいておいて、また全日本に向けてやっていきたい。」
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力強くこう話すのは、オリンピアンの高橋大輔選手や田中刑事選手を輩出した倉敷フィギュアスケーティングクラブに所属する岡崎隼士くん10歳です。
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9月福岡県で行われた中四国九州選手権の9歳10歳の選手が出場するノービスBクラス男子で2年連続の優勝を果たし、全日本ノービス選手権の切符を手にしました。

6日、隼士くんの姿は、倉敷市内のスケートリンクにありました。チームメイトと話す姿は普通の小学5年生。
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しかし、リンクに立つと表情は一変します。鋭い眼光、そして、体を大きく使った演技を見せます。
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(岡崎隼士選手)
「全日本で1位が取れるような練習をしていきたい。完成度の高いプログラムにしたい。」
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隼士くんがフィギュアスケートを始めたのは、幼稚園年長の時、羽生結弦選手の演技を見たのがきっかけでした。
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(岡崎隼士選手)
「羽生選手のアクセルを見て自分もこんな風に跳んで見たいと思って始めた。」
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クラブの門を叩いた隼士くんは、すぐに素質が開花、メキメキと力を付けます。
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2020年の全日本ノービス選手権では、初出場ながら2位に入り将来が期待されるフィギュアスケーターの仲間入りを果たしました。
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クラブを率いる佐々木美行監督は。
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(佐々木美行監督)
「滑る前に演じたい、音楽に合わせて踊りたい、自分を表現したいというのがあふれ出るような今までにない倉敷FSCの選手だと思った。」
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隼士くんの得意技はダブルアクセル。前を向いて踏み切り2回転半するジャンプです。
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しかし、9月の中四国九州選手権では、ダブルアクセルこそ成功したものの思うような滑りができませんでした。

(岡崎隼士選手)
「スケーティングをもっとよくするとかジャンプの回転をしっかり回れるようにするとかもっと流れが出るようにしたい。」
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得意のアクセルに加え様々なジャンプに挑戦している隼士くん。何度転んでも理想とする流れるような演技を目指し、2020年から指導を受けている平井絵己コーチとともに練習に励みます。
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(平井絵己コーチ)
「スケーティングからどのようにスムーズにジャンプにつながっていくという細かいところまで指導できればと思う。」
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全日本ノービス選手権は10月22日。2020年は2位だったこの大会に隼士くんは並々ならぬ思いで挑みます。
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(岡崎隼士選手)
「(去年2位で)すごく悔しかった。今回は2020年の経験を活かして自分のやれることを出し尽くせればいいと思う。高橋大輔先輩とか田中刑事先輩の後に続けるように頑張りたい。」
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全日本ノービス選手権に挑む隼士くんですが、将来はオリンピックで結果を残したいということです。期待の新星の活躍に注目です。