タクシーを利用する高齢者に、特殊詐欺被害の防止を呼びかけてもらおうと、東かがわ市のタクシー事業者に、警察などから注意を呼びかけるポスターが贈呈されました。

東かがわ警察署の署員と地元の防犯協会などから、市内２つのタクシー事業者に特殊詐欺被害の防止を呼びかけるポスターが手渡されました。

この取り組みは、移動手段にタクシーを使うことが多い市内の高齢者に、運転手から詐欺被害への注意を呼びかけてもらおうと始まったものです。

香川県内の２０２１年の特殊詐欺の被害件数は３３件と、２０２０年に比べ減少していますが、被害額は、１８００万円増加しています。

（東かがわ防犯協会　上村一郎会長）
「自宅からお金を振り込みに行くまでの移動の間に啓発活動ができないかと、事業者に協力してもらった。皆さんに気に留めてもらいつつ、困ったことは市役所・警察へご相談をお願いしたい」

ポスターは、タクシーの後部座席などに貼られ、乗客の乗り降りの際、運転手が注意を呼びかけるということです。