１０月４日に開かれた臨時国会で自民党の岸田文雄総裁が内閣総理大臣に指名されました。

新政権の最大の課題は新型コロナ対策。岡山・香川からは期待と注文の声が上がっています。

「岸田文雄君を内閣総理大臣に指名することに決まりました。」

４日、国会での指名選挙で選ばれた第１００代岸田文雄内閣総理大臣。新政権は新型コロナの感染拡大防止と経済の回復の両立という難しい課題に直面する中での船出です。

【香川では】
（６０代・会社員）
「コロナ対策、医療関係者が少しでも楽にならないと、イコール感染者が少なくなるということ。」

（２０代・アルバイト）
「若者がよりよい働きやすい未来。」
「いい未来になってほしいみたいな。」

（４０代・カフェ店員）
「正直今のところ期待できない。岸田さんの頑張り次第、誰がなっても一緒と。」

感染拡大で休業が続いた飲食店は…。

（韓国料理店「韓屋仁」　青木稔店主）
「（感染拡大は）できるだけこれで終わりにしてほしい。（引き続き）飲食店を応援してくれる制度があればとてもありがたい。リーダーシップのある総理だったら良いと思う。」

【岡山では】
（４０代・会社役員）
「コロナでダメージ受けた会社に対して手厚い補償や支援をしてもらえたら。」

（５０代・会社員）
「これからの経済発展のための施策を早めにしてほしいと期待。」

（３０代・主婦）
「全然説明がされていないコロナ禍で、分かりやすく説明してほしい。」

（岡山県医師会　松山正春会長）
「医療に対する理解は非常に深いと聞いているので、そういうところでは期待できるのでは。」

医師会のトップは、新型コロナの国からのワクチン供給が遅れ、現場が混乱したことなどを踏まえ、こう要望します。

（岡山県医師会　松山正春会長）
「コロナなどではある程度の決断の時期が必要になるうまくできるかなという心配がある。ある程度確定した情報をはっきりと伝えていただきたい。」

岡山・香川両県知事は。

（岡山県　伊原木隆太知事）
「コロナ対応ということでこれまでの県庁よりもより密接に国と情報交換しなければいけない場面が多かった。ぜひ国民ときちんと対話を重ねながら必要な対応ををとっていく内閣にしてほしい、大変期待している。」

（香川県　浜田恵造知事）
「岸田新総理のご就任を心よりお喜び申し上げる。様々な問題に全力で取り組んでもらいぜひコロナ禍を乗り越えていただきたい。」