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復興への歩みがまた一歩進む…豪雨被災地 「真備町建設型仮設住宅」撤去始まる 【岡山・倉敷市】

2021.10.01

復興への歩みがまた一歩進む…豪雨被災地 「真備町建設型仮設住宅」撤去始まる 【岡山・倉敷市】

復興への歩みがまた一歩進みます。3年前の西日本豪雨で被災した住民のために倉敷市内に建設された仮設住宅団地のうち、真備町の団地2ヵ所で1日から撤去作業が始まりました。

撤去作業が始まったのは、真備町の「みその仮設団地」と「岡田仮設団地」です。

西日本豪雨を受け、倉敷市内には6ヵ所の仮設住宅団地が整備され、ピーク時には258世帯、626人が生活していました。

その後、自宅の再建などで入居者が減り、現在は真備地区の3ヵ所の13世帯、31人となっています。

みそのと岡田の両団地も一時は147人が暮らしていましたが、8月4日に最後の入居者が退去し、撤去が決まりました。

(岡山県被災者生活支援室 千葉哲也室長)
「住まいの再建が着実に進んでいると感じている。残っている世帯もあるので、そういった方の生活の再建が一日も早く果たせるよう引き続き倉敷市と連携し、しっかりと支援に取り組んでいきたい。」

2つの団地の撤去作業は、2022年3月までに終え、元の広場やグラウンドに戻すということです。