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“推し魚”は? 初の「おかやま旬の魚総選挙」開催中 PRに力を入れる水産物を人気投票で決定【岡山】

2021.09.20

“推し魚”は? 初の「おかやま旬の魚総選挙」開催中 PRに力を入れる水産物を人気投票で決定【岡山】

国政では総選挙が近づいていますが、こちらの総選挙も熱い戦いになりそうです。

岡山県が特にPRに力を入れる水産物を人気投票で決める「おかやま旬の魚総選挙」が、初めて行われています。

(生本ひなの記者)
「熱戦が繰り広げられているおかやま旬の魚総選挙。こちら笠岡市の市場でも、ノミネートされている魚の姿が見られます。」

生きのいい魚が並ぶ市場。岡山県近海の瀬戸内海には様々な魚が産卵にやってくるため、取れる魚の種類が多いのが特徴です。しかし、実はそれがある課題をもたらしていました。

(水産課 日比野康郎主任)
「少量多品種で、季節ごとの旬の魚が認知されにくい。この選挙で季節を代表する魚を選びPRに力を入れていきたい。」

今回、県が初めて行っているおかやま旬の魚総選挙。春はマダイ、夏はスズキなどノミネートされた22種類の水産物から、「誰かに勧めたい」、「岡山と言えばコレ!」という「推し魚」をそれぞれの季節で3つ選んで投票します

「魚のプロの推し魚は…?」

(漁師)
「ワタリガニ。今はオスガニが旬。冬になるとメスガニが身がしまっておいしくなる。」

(鮮魚店)
「ヒラメ。身は刺身やフライに。皮を塩焼きにして切って食べるとおいしい。捨てるところはない。上手に料理して食べてほしい。」

(鮮魚店)
「イイダコ。これから旬。12月頃には米粒のような子が入って美味しい。」

これは接戦になりそうです。それぞれのアピールポイントは、郷土料理の品数の多さや漁獲量の多さなど。9月15日時点の中間速報では、4つ(サワラ・マダコ・チヌ(クロダイ)・カキ)が一歩リードしています。

(水産課 日比野康郎主任)
「投票する中で、この季節にはこんな魚がいたのかなど気付くきっかけになればと思う。」
「(日比野さんの推しは?)公職選ギョ法違反になるので言えません。皆さんに選んでほしい。」

初の総選挙で人気トップの座をつかむのはどの魚なのか。

投票の締め切りは10月17日で11月下旬に開票される予定です。