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2回目の接種で副反応増加 発熱は88%に跳ね上がる 岡大モデルナ社製ワクチン調査【岡山】

2021.09.15

2回目の接種で副反応増加 発熱は88%に跳ね上がる 岡大モデルナ社製ワクチン調査【岡山】

岡山大学が行ったモデルナ社製の新型コロナワクチンの副反応についての調査結果がまとまりました。2回目の接種で発熱やけん怠感などの副反応が出るケースが多くなっています。

調査は、岡山大学の職場接種で、モデルナ社製の新型コロナワクチンを接種した、教職員や学生など延べ7200人余りが対象です。

(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科疫学・衛生学分野 頼藤貴志教授)
「全身反応の(副反応)増加が著しかったと感じる。特に発熱。37度5分以上の発熱が1回目23.2%で、2回目88%に増えているのがすごく驚きだった」

調査によりますと2回目の接種の方が1回目と比較してけん怠感や頭痛など全身への副反応が現れた人が多く、37度5分以上の発熱は23.2%から88%に跳ね上がりました。

その結果、2回目の接種後に副反応への対応として、解熱鎮痛剤を使用した人や授業や仕事を休んだ人も増加しました。

また、男性よりも女性の方が副反応が出るケースが若干多かったということです。

岡山大学では、ワクチンを打つメリットは大きいとしたうえで、調査結果をワクチン接種を考える際の参考にしてほしいとしています。