公的な接種で使われる新型コロナワクチンとしては３つ目のアストラゼネカ社製のワクチンの接種が９月１１日から岡山市で始まりました。

アストラゼネカ社製のワクチンの接種対象者は、４０歳以上の人や、１８歳以上でアレルギーなどの理由でファイザー社やモデルナ社のワクチンを接種できない人などです。

接種会場となった岡山市北区の川崎医科大学総合医療センターには予約した人が次々と訪れ、医師から副反応などの説明を受けたあと、接種を受けていました。

（接種を受けた人）
「当初から希望するならアストラゼネカだった。このタイミングを待っていた。安心感が生まれている」

岡山県では今後も土曜日を中心にアストラゼネカ社のワクチン接種会場を開く予定で、県ワクチン対策室への電話かインターネット申請で予約を受け付けています。

アストラゼネカ社製のワクチンは海外でまれに血栓症などの報告があり国内での使用が見送られていましたが、接種を加速させるため国が供給を進めています。