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“居場所”の確保へ デルタ株の影響で子供の感染急増 対策しつつも葛藤続く…放課後児童クラブ【岡山】

2021.09.09

“居場所”の確保へ デルタ株の影響で子供の感染急増 対策しつつも葛藤続く…放課後児童クラブ【岡山】

感染力の強いデルタ株の影響で、全国で子供の感染が急増しています。共働きやひとり親家庭の小学生を預かる放課後児童クラブでは、感染対策の強化など対応に追われています。

学校の授業を終えた子供たちが次々と集まります。真っ先に児童がしているのは手洗い、うがいです。

こちらは、51人の児童が在籍する岡山市東区の古都小学校の児童クラブです。

新学期が始まり子供同士の接触機会が増える中、9月に入って岡山県内では総社市と笠岡市の放課後児童クラブでクラスターが発生しています。

こちらの児童クラブでは、現在1割の児童が利用を自粛していますが、子供たちの居場所を確保するため児童の顔色のチェックや消毒や検温の回数を増やすなどして、感染対策を強化しながら受け入れを継続しています。

(黙食)

子供たちにとっては待ちに待ったおやつの時間。話をしながら食べたいところですが飛沫防止のため会話は禁止です。

児童クラブを運営する支援員にとっても緊張の日々が続いています。

(岡山市立古都小学校児童クラブ 谷本佐代子主任支援員)
「(コロナが)すぐそこまで来ている。緊迫感をひしひしと感じている。今していることは継続してさらに何かできることが無いか支援員と相談して対策をとっていけたら。」

我慢の日々が続く子供たち。1日も早く日常が戻ってほしいものです。