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“BMX→トラック競技へ転向“ 東京五輪BMXレーシング・長迫 地元で大きな決断語る【岡山・笠岡市】

2021.09.08

“BMX→トラック競技へ転向“ 東京五輪BMXレーシング・長迫 地元で大きな決断語る【岡山・笠岡市】

BMXレーシングで東京オリンピックに出場した笠岡市出身の長迫吉拓選手が、オリンピック後初めて地元に戻り、報告会を開きました。語ったのは、次なる舞台への挑戦です。

(長迫吉拓選手)
「オリンピックが終わって約1カ月経った今出場して本当に良かった。色んな思いが込み上げてきているところです。」

オリンピック後、海外の大会に出場していたBMXの長迫吉拓選手。隔離期間を経て、笠岡初のオリンピアンが故郷で報告会を開きました。

<オリンピック準々決勝>
「長迫初の準々決勝、スタート」

準決勝進出をかけた最終レース。長迫選手は、3番手に付けますが、順位を上げることができず、最終的な結果は6人中5位。

準決勝進出は叶いませんでしたが、リオに続き2回目となる大舞台を走り切りました。

(長迫吉拓選手)
「自分の中では本当にやり切った。1年延期になって2020年ほとんど笠岡で生活して地元に応援してもらったことが込み上げてきた。」

4歳で競技を始め、駆け抜けて来た23年間。自身の今後について、大きな決断をしていました。

(長迫吉拓選手)
「BMXレースには自分の中では区切りをつけて、トラック競技のチーム・スプリントとしてパリオリンピックを目指したい。」

BMXからトラック競技への転向。新たな舞台で再びオリンピック出場を目指します。

一方で国内では、BMXの大会にも出場するということで、若い世代の刺激になればとしています。

(長迫吉拓選手)
「2大会オリンピックに出させてもらってたくさんのことを感じたり見ることができて次の世代につなげていきたい。これから世界に出て行きたい子たちの壁になりたい。」

長迫選手は10日から、静岡を拠点に、トラック競技のナショナルチームの練習に参加するということです。