熱戦が続く高校野球、夏の甲子園。高松商業はベスト８進出をかけ和歌山県の智辯学園和歌山と対戦しました。

５回までに４点のリードを奪われ、苦しい展開となった高松商業は６回裏、２年生ながら高校通算３４本塁打の強打者、２番・浅野が待望の一発。

智辯和歌山の好投手中西から、レフトスタンドに運ぶソロホームランで１点を返します。

しかし、８回にも１点を追加され、再び４点差とされて迎えた９回裏。香川県大会でも逆転劇を演じてきた高商が、土壇場で粘りを見せます。

ツーアウトからヒットとフォアボールなどで満塁のチャンスを作ると、８番、途中出場の向井はショートへのゴロ、しかし、これが相手エラーを誘い、ランナー２人がホームインします。

２点差に迫った高商でしたが、最後のバッターが内野ゴロに倒れて試合終了。５対３で敗れ、ベスト８進出はなりませんでした。

（高松商・山崎悠矢主将）
「勝ちたかったが満足感の方が強い。本当に楽しかったし夢のような時間だった。」