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「心の底から楽しまないと…」五輪ソフト金メダル 原田のどか選手 戦いの舞台裏を語る【岡山・総社市】

2021.08.16

「心の底から楽しまないと…」五輪ソフト金メダル 原田のどか選手 戦いの舞台裏を語る【岡山・総社市】

東京オリンピックで13年ぶりの金メダルを獲得したソフトボールの話題です。

全試合にスタメン出場した総社市出身の原田のどか選手がOHKの単独インタビューに応じ、故郷への思いや決勝戦の舞台裏を語ってくれました。

(東京五輪ソフトボール日本代表 原田のどか選手)
「人生で一番の宝物になると思いますし、応援して下さった岡山県民全ての金メダルだと自分自身は思っているので。」

日本中が感動したソフトボール日本代表の13年ぶりの金メダル。

外野手として全試合にスタメン出場し勝利に貢献したのが、総社市出身の原田のどか選手です。

まずは、優勝の瞬間を振り返ってもらいました。

(原田のどか選手)
「(あの瞬間ってどうでしたか?)ニコニコしているけれど勝手に涙が流れているたいな感覚で、自分は。わっ!涙が出ているって感覚でした。嬉しいというか、心が動くというか、そういう感覚でした。」

喜びの一方で、今大会ではヒットが出ず打撃不振に苦しんだ原田選手。大会を通じてノーヒットのまま迎えたアメリカとの決勝戦の第4打席は忘れられない打席になったといいます。

(原田のどか選手)
「最終打席に向かう前に、あっ、これでオリンピック最後の打席かなって。これが最後かもしれないと思って、打ちたいではなく、これは本当に心の底から楽しまないといけないなって。」

最後の最後に飛び出した初ヒット。得点にこそ結び付きませんでしたが原田選手にとって特別な一打となりました。

(原田のどか選手)
「打ちたい気持ちがずっとあったから、二遊間を抜けた瞬間に笑みがこぼれました。」

(原田のどか選手)
「(岡山の応援は力になった?)たぶん15人の中で一番応援してもらったんじゃないかなって、ニュースを見てそんなに盛大にやってくれているんだって気付いて、より力になりました。」

最後に原田選手に今後の目標を聞きました。

(原田のどか選手)
「ソフトボールの楽しさってところをまたゼロから皆さんに伝えていけたらいいなと思うので、自分自身もさらにソフトボールを楽しめるように取り組んでいきたいなと思います。」