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瀬戸内海の海ごみは約7割が陸から流れ出たもの…「沈む前に回収を」海ごみ清掃活動【岡山・岡山市】

2021.08.04

瀬戸内海の海ごみは約7割が陸から流れ出たもの…「沈む前に回収を」海ごみ清掃活動【岡山・岡山市】

岡山市の岡山港周辺で8月4日、地元の小学生と海を利用するレジャー団体などが海ごみの清掃活動を行いました。

この清掃活動は、岡山県に認定を受けた住民や企業が清掃活動を行う「アダプト事業」の一環として行われたもので、地元の小串小学校の児童7人も参加しました。

船が着いたのは旭川の河口付近。

(参加した児童)
「お弁当のしょう油入れ。魚が食べたら汚い。」
「これはペットボトル。」

網を使い、1つ1つごみを拾い上げる子供たち。なかにはこんなものも…

(参加した児童)
「これ何かな?電球?トイレにある電球が海にあるのは…」

15分ほどで、200リットルの箱3個分のごみを回収。その多くがペットボトルや弁当容器など日常生活から出たごみ。瀬戸内海の海ごみは約7割が陸から流れ出たものと言われています。

(岡山県水産課 日比野康郎さん)
「漂流しているごみは時間が経つと海底に沈む。沈むと回収しにくくなるので、早い段階で回収するのは大事。」

2021年で19年目を迎えた清掃活動は、2022年も行われる予定です。