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2021.07.30

国内初「讃岐の醤油醸造技術」登録無形民俗文化財に 伝統産業の活性化にも期待【香川・小豆島町】

香川県に残る伝統的なしょう油の醸造技術が、国の「無形民俗文化財」に登録されることになりました。文化財への登録で地域が誇る伝統産業の活性化が期待されます。

木おけに付いた微生物が豊かな味や香りのしょう油を生み出します。

機械による大量生産が進む中、老舗のしょう油蔵が建ち並ぶ小豆島では、職人の手によって昔ながらの木おけを使った醸造技術が守られています。

「無形民俗文化財」に登録されることになったのは、こうした「讃岐の醤油醸造技術」。「無形民俗文化財」の登録制度は法律の改正に伴い新しく創設されたもので、今回の登録は、国内初となります。

(小豆島で150年続くヤマロク醤油 山本康夫社長)
「文化庁から認められたが我々、小豆島の醤油屋にとって木桶が認められたのでとてもうれしく思う。」

一方で、木おけを作る職人の減少で、島の伝統的な醸造技術は危機を迎えています。

「ヤマロク醤油」の山本さんは、木おけを作る技術を伝承する活動にも力を入れていて、今回の登録が追い風になればと期待しています。

(ヤマロク醤油 山本康夫社長)
「木桶で作るとやはりおいしいので子供や孫の世代に木桶仕込みの小豆島のしょう油が残せるよういろいろやりたい。」

また全国唯一とも言われる東かがわ市の「むしろ」を使った醸造技術も、「讃岐の醤油醸造技術」として、登録されることになりました。