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熱海の土石流災害受け香川県が砂防ダム点検 災害リスク大の砂防ダムはまだ28 早急に【香川・観音寺市】

2021.07.21

熱海の土石流災害受け香川県が砂防ダム点検 災害リスク大の砂防ダムはまだ28 早急に【香川・観音寺市】

香川県は、静岡県熱海市の土石流災害を受け、土砂を防ぐ砂防ダムの緊急点検を始めました。

観音寺市大野原町にある高さ9メートル、幅62メートル、約900立方メートルの土砂を防ぐ砂防ダムです。

香川県の職員が、ドローンを使い基準を超える土砂が内部に溜まっていないか確認しました。

(前川裕喜記者)
「この砂防ダムがある地域は土石流の危険性を示す看板があり、そのため災害のリスクが大きいことが分かる。砂防ダムが上手く機能するかが重要になっている。」

砂防ダムの一部には自然に土砂が溜まり、本来の機能を果たさないものがあります。

そのため、定期的な点検と土砂の撤去を行っていますが、頻度は5年から10年に1回で、今回は、熱海市の土石流災害を受け緊急的に行いました。

(県西讃土木事務所河川港湾課 岡林毅課長)
「このダムは確認した結果、必要な土砂の捕捉量は確保できているので(溜まった)土砂を早急に撤去する必要はない。」

県は、同じリスクのある28の砂防ダムの点検も早急に行うとしています。