夏野菜の季節到来です。
岡山が発祥の地とされる桃太郎トマトの出荷が、高梁市で本格的に始まりました。
２０２１年は、桃太郎トマトを使ったアレンジメニューもお目見えしました。

（頑張ろうコール）
「頑張ろう～」

甘みが強く適度な酸味が特長の桃太郎トマト。 高梁市のトマト選果場には、生産者など、関係者約５０人が出席して、出荷進発式が行われました。 備北地域は桃太郎トマト発祥の地とされ、県内トップの生産量を誇り「天空の実り　鬼退治　桃太郎トマト」という名前でブランド化を図っています。

（久保さち子記者）
「そんな桃太郎トマトのおいしさをもっと知ってもらおうと、特別メニューが登場」

その名も「桃太郎トマトの鬼退治定食」。 新型コロナウイルスの影響で、外食産業が落ち込む中、桃太郎トマトの新しい食べ方を紹介して、地域を元気にし、トマトの普及にもつなげようと、地元の日本料理店の協力で開発されました。

（試食した　ＪＡ晴れの国　岡山びほくトマト部会　藤井包温部会長）
「酸味があってジューシー。暑いこれからの季節にぴったり」 （大同印岡山大同青果　丹原祥生執行役員）
「コロナ禍で業務用需要が低迷。こういった形で何かの起爆剤になれば」 トマトを豚肉で巻いた揚げ物に、細かく砕いたトマトのだしで味わうソーメン。 そして…

（久保さち子記者）
「まるで鬼退治の気分「鬼ぎり」。中にトマトの塩漬けが入っている。漬物感覚でご飯に合う」
桃太郎トマトの出荷は１１月下旬まで続き、「桃太郎トマトの鬼退治定食」は、高梁市の日本料理店朝日堂で味わえます。