2021.07.09
【備えのツボ】身を守る最後の手段「緊急安全確保」→警戒レベル4までに確実に避難を【岡山・香川】
備えの基本を押さえて防災力アップを目指す新コーナー、「備えのツボ」。避難が難しい時のツボを押さえましょう。
(防災士・小林宏典)
「避難情報の変更を伝えるパネルです。危険度を示す警戒レベルが5段階ありますが警戒レベル5の緊急安全確保ではいったいどんな対処をすればいいのか分かりますか。」
備えのツボ「身を守る最後の手段」 静岡県熱海市で発生した土石流。
逃げ遅れた時や災害の発生が切迫した状況ではどこか別の場所へ避難するのではなく今いる居場所より安全な部屋などに移りましょう。 これを「緊急安全確保」といいます。 例えば河川が氾濫し浸水が始まっていたら家の中の少しでも高い場所へ、土砂災害のリスクが差し迫った場合は少しでも崖から離れた部屋に移りましょう。
「緊急安全確保は最後の手段」です。警戒レベル4までに確実に避難してください。 まずはハザードマップで家の周りのリスクを確認して複数の避難先を検討することから始めて下さい。
(防災士・小林宏典)
「避難情報の変更を伝えるパネルです。危険度を示す警戒レベルが5段階ありますが警戒レベル5の緊急安全確保ではいったいどんな対処をすればいいのか分かりますか。」
備えのツボ「身を守る最後の手段」 静岡県熱海市で発生した土石流。
発生した場所は土砂災害の警戒区域に指定されていた地域で発生当時、気象庁が発表した土砂災害の危険度も「極めて危険」な状態でした。
危険が差し迫った状況に追い込まれた場合、対処する方法はあるのでしょうか。
(防災士・小林宏典)逃げ遅れた時や災害の発生が切迫した状況ではどこか別の場所へ避難するのではなく今いる居場所より安全な部屋などに移りましょう。 これを「緊急安全確保」といいます。 例えば河川が氾濫し浸水が始まっていたら家の中の少しでも高い場所へ、土砂災害のリスクが差し迫った場合は少しでも崖から離れた部屋に移りましょう。
しかし、この方法は必ずしも身の安全を保障するものではありません。
押さえてほしい備えのツボはこちら。「緊急安全確保は最後の手段」です。警戒レベル4までに確実に避難してください。 まずはハザードマップで家の周りのリスクを確認して複数の避難先を検討することから始めて下さい。