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【備えのツボ】屋内で安全確保 垂直避難 梅雨の末期の大雨にも…【岡山・香川】

2021.07.07

【備えのツボ】屋内で安全確保 垂直避難 梅雨の末期の大雨にも…【岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す新コーナー、「備えのツボ」。屋内の避難行動のツボを押さえましょう。

(小林宏典防災士)
「梅雨の末期に気を付けたいのが大雨です。もし夜中に雨脚が強まり、避難が必要になったらあなたはどうしますか」

備えのツボ「在宅避難という選択肢」

6月29日、沖縄で集中豪雨をもたらす線状降水帯が発生し、3時間で最大159.5ミリの記録的な雨を観測、気象庁は初めて線状降水帯発生情報を出しましたが、その時刻は午前2時49分、未明のことでした。
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暗闇の中、避難のために外出するのは危険ですよね。
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避難の基本は、雨がひどくなる前に安全な場所に移動することですが、洪水や高潮の場合は、自宅やマンションの上の階にとどまって計画的に安全を確保する方法があります。
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これは、「垂直避難」とも呼ばれます。
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その際、今いる場所が浸水する深さより高い場所にあることや、そこにとどまっても水や食料などの備えが十分なことが条件です。
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押さえてほしい備えのツボはこちら、避難の基本は立ち退き避難ですが、洪水や高潮の際には、在宅での垂直避難も選択肢に加えておきましょう。
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西日本豪雨でも垂直避難された方が多くいらっしゃいましたよね。
垂直避難するには、備えも十分でなければ対応できませんから、その辺りの準備も欠かせませんね。