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豪雨から3年…被災地の現状と取り組みを確認 岡山県が復旧・復興推進本部会議【岡山】

2021.07.05

豪雨から3年…被災地の現状と取り組みを確認 岡山県が復旧・復興推進本部会議【岡山】

岡山県内に甚大な被害をもたらした西日本豪雨から6日で3年です。

岡山県は、5日、復旧・復興に向けた推進本部会議を開き、被災地の現状とこれからの取り組みを確認しました。

(黙とう)
「黙とう」

西日本豪雨の犠牲者への黙とうで始まった5日の本部会議。伊原木知事以下、担当部局の幹部職員が出席しました。

2018年7月6日に発生した西日本豪雨では、災害関連死を含めて95人の死者が出たほか、8000棟以上の住宅が全半壊しました。

会議では、道路や河川の復旧はほぼ終わった一方で、堤防が決壊した河川の改良復旧は、2023年度まで続くなどのハード面の進捗状況が示されたほか、6月末時点で未だ279世帯、665人が仮設住宅で暮らす現状が報告されました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「3年経ったが、まだ復旧・復興は終わっていない。ハード・ソフト両面からきちんと命を守るということを、これからも我々も考えていく。県民にも意識してもらう。それしかない」

西日本豪雨から6日で3年…。被害の大きかった倉敷市真備町で追悼式が行われるなど、被災地は鎮魂と復興の祈りに包まれます。