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まもなく3年…西日本豪雨 被災体験に学ぶ動画完成試写会 防災の備えの大切さなどを語る【岡山・倉敷市】

2021.07.02

まもなく3年…西日本豪雨 被災体験に学ぶ動画完成試写会 防災の備えの大切さなどを語る【岡山・倉敷市】

西日本豪雨からまもなく3年となるのを前に、倉敷市真備町で被災した住民の証言を記録したインタビュー動画が完成し、7月2日試写会が開かれました。

(動画の映像・音声 津田由起子さん)
「24時間、365日暮らしを守りますと言いながら一番大事な命を守れなかった。」

災害の状況に生々しく証言する人たち。3年前、豪雨災害を体験した住民です。

この動画は、当時の状況などを被災者に語ってもらい、自然災害への教訓にしてもらおうと高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所が作成したものです。

動画では、地域で防災活動などに取り組む住民グループの代表など6人が、災害時の行動に対する反省をはじめ、防災の備えの大切さなどについて語っています。

(出演した津田由起子さん)
「少しでも被害にあう人が少なくなればいいなと思うし、仮に被害にあっても必ず乗り越えていける力をみんな持っていると思う。」

(出演した多田伸志さん)
「どこでも起こることだと思う。後で自分が後悔することがないような街づくりをしておいてほしい。」

(高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所 濱田靖彦所長)
「被災された方のことばは実体験に基づいたものなので、こういうこともあるんだということを気づかせてくれる。」

この動画は、高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所のホームページやYouTubeで順次公開されるほか、今後DVDで無料配布される予定です。