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真備町住民の文化・芸術発信と憩いの場 豪雨から3年…マービーふれあいセンターが再開【岡山・倉敷市】

2021.06.24

真備町住民の文化・芸術発信と憩いの場 豪雨から3年…マービーふれあいセンターが再開【岡山・倉敷市】

2018年の西日本豪雨で被災した倉敷市真備町の公共施設、マービーふれあいセンターが復旧工事を終え、再開を記念する式典が行われました。豪雨からまもなく3年、待望の再開です。

(吉備真備太鼓)
「ドンドコドンドコ…」

勇壮な太鼓の響きに乗ってステージの緞帳が上がっていきます。倉敷市真備町で最も大きい公共施設、マービーふれあいセンターの再開を記念する式典です。

3年前の西日本豪雨でセンターは、高さ約3.5メートルまで浸水し休館に、2020年3月から復旧工事が進められていました。

式典では、地元の和太鼓グループなどが演奏を披露して再開を祝いました。

(吉備真備太鼓 松田巧さん)
「ここへ帰って来られたということはふるさと、我が家に帰ったという気持ち。」

センターは1996年にオープン。大小2つのホールや会議室などが設けられ、真備町の住民の文化・芸術発信と憩いの場になっていました。

(倉敷市 伊東香織市長)
「ふれあったり、交流したりできる場が戻ってきたということで、大きな復興への弾みになる。」

豪雨からまもなく3年…26日には囲碁の七大タイトルの1つ、碁聖戦の第1局が行われ、「復旧」のこけら落としを迎えます。