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被災の記憶を後世に「災害碑」完成 豪雨で浸水・爆発二重被害に遭った総社市下原地区【岡山・総社市】

2021.06.17

被災の記憶を後世に「災害碑」完成 豪雨で浸水・爆発二重被害に遭った総社市下原地区【岡山・総社市】

西日本豪雨からもうすぐ3年を迎えます。豪雨による浸水と工場の爆発という二重の被害に遭った総社市の下原地区で、被災の記憶を後世に伝える「災害碑」が完成しました。

石碑には「西日本豪雨災害碑」の文字。実際に豪雨で浸水した家の石を使い、下原地区の自治会が作った「災害碑」です。住民らに見守られながら6月16日、設置されました。

豪雨による浸水とアルミ工場の爆発という二重の被害を受けた下原地区。7月には復興イベントを企画していましたが、新型コロナウイルスの影響で中止が決定。住民同士が大勢で集まりにくい状況の中、自治会では災害碑が住民の思いの拠り所になればとしています。

(下原自治会 川田一馬副会長)
「3年間頑張ったなと。1人1人が思い起こしてこれからまた前を向いて頑張ろうという気持ちになってもらえれば。」

災害碑は土台などを舗装した後、7月4日にお披露目される予定です。